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季節によって購入量を変えましょう! [おコメの保管方法]

 精米したおコメの賞味期間は、季節によって変わります。おコメが収穫される秋口から翌年の3月頃までは、おコメそのものが新米で鮮度がよく、しかも気温が低いので、2ヵ月は保存できます。

 春を迎えると、収穫時から半年も経っていますので、「お米の古米化」が進み気温も上がるので保存環境も悪くなります。そのため、4~5月の保存期間は、1ヵ月が目安となります。

 さらに季節が進み高温多湿になると、保存期間を短くしなければなりません。

 気温が30度を超えると、お米はたちまち劣化してしまいます。

冬場に10キロ買い、1ヵ月で食べ切っていた家庭なら、6月以降は5キロぐらいを目安にして買いすぎないように注意しましょう。

また、お米を買う場合には精米日を確かめ、なるべく精米後の期間が短いものを選びましょう。



風通しのよい日陰が一番! [おコメの保管方法]

 おコメの保存には、風通しがよく、涼しくて、暗い場所が適当です。

 ところが今の家庭のキッチンの中には、この条件を満たすスペースが少ないのです。

 キッチンでは火を使い、しかもお湯などを沸かしますので、他の部屋より温度が高く、湿度も高くなります。

 冷蔵庫などの電気製品も放熱しますし、水仕事の水がかかるおそれもあります。

 以前は薄暗かった台所も、今では大きく窓をとり日の当たる設計が多くなり、キッチン全体がお米を保存するには適さない状態になっています。

 キッチンから一歩外へ出れば、適当な場所があるのかもしれませんが、あまりにも不便。

 ですから、10キロまとめて買った場合には、2~3キロをキッチンに置き、残りを納戸などにしまっておくとよいでしょう。

 また、冷蔵庫に余裕があるのなら、密閉して冷蔵しておけば、お米の質は低下しません。床下収納のある家庭では、ここを利用するのもよいでしょう。風通しは、よくありませんが、温度はかなり低くなります。

電子ジャーでの保存は最高5時間まで! [おコメの保管方法]

 炊いたごはんをジャーで6時間保温しておくと、もう一度ご飯を炊くのと同じくらい電気代がかかります。

 しかも、5時間を超えると味も落ちてしまいます。

 そして、艶がなくなりごはんが黄ばみ、香りは臭みに変化してしまいます。

 これは、ごはんを長時間保温すると、そのでんぷん質が変化するのが原因なのです。

 朝炊いたご飯は昼まで、昼炊いたご飯は夕飯までが保温の目安です。

 夕飯の残りを保温して朝、食べても美味しくありませんし不経済です。

 炊飯してから5時間以上経った場合には、冷蔵か冷凍をして保存したほうがよいでしょう。
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